葬儀・告別式の後の『喪主の挨拶』の中には気を付けなくてはいけないことがあります。
故人の死因を報告する場合、病名や病状が悲惨な状況を連想させるような説明となるようなときは、詳細に報告する必要はありません。
たとえ周知の事実であったとしても配慮するようにした方がいいでしょう。
また、不慮の事故などの場合では、悲しみで挨拶のときに泣き崩れるなど、式の進行に支障をきたす事もあるかもしれませんが、喪主である事を自覚して哀しみを抑える努力が必要です。
喪主の挨拶は一般的には出棺時に行なわれます。
そのため会葬者は基本的には立っていることが多いわけです。
しかも屋外である事がほとんどですから、天候や気温などを配慮して挨拶は簡潔にするように要領よくまとめておくほうが良いでしょう。
寒い中や猛暑のなかでの長い挨拶は会葬者にとって忍耐以外のものにはならないと言う事を忘れないようにしなくてはいけません。
また、喪主の挨拶は、思うように言葉が出てこなかったりする事も多いと思います。
原稿を持って挨拶をしてもダメだと言うわけではありませんが、一般的には使いません。
ですから、挨拶が予定通りに出来ない事もあるでしょう。
そんなときは、会葬者に対してお礼を述べるだけでも問題はないのですが、喪主としての挨拶がしっかり出来なかった事へのお詫びの言葉を付け加えるようにします。
決して流暢に話す必要はありません。
すらすらと長話をするより、つまりながらでも簡潔にまとめられた挨拶のほうがいいでしょう。
出棺の時には喪主が位牌を持って、喪主に継ぐ血縁者が遺影を持つのが一般的です。
喪主の挨拶のときには、位牌は喪主の代理が持ち、遺族は会葬者のほうに向きます。
喪主がおじぎをしたときには一緒におじぎをするようにします。
喪主の挨拶の間は、位牌と遺影を持った人はそれぞれを会葬者のほうを向けておきます。
喪主の挨拶は遺族を代表するものでもありますので、他の遺族も同じ気持ちでいることが大切です。
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